ビーム追従システム
- 発明者
- 東京大学大学院情報理工学系研究科 中里仁先生 他
- 特許情報
- 出願済:特願2024-049098
- 発明紹介
- 基地局と車両間のデータ連携を通じて基地局のソフトウェア制御を高度化するためのインタフェースは未整備である。
一方、O-RANの導入により、オープンインタフェースを活用したRIC(RAN Intelligent Controller)によるソフトウェア制御(xAPP)が重要性を増しており、リアルタイム性を重視したアプリケーションの必要性が高まっている。
しかし、基地局と車両間で交換されるセンサーデータを含む膨大な情報通信量に対応しつつ、自動運転に必要なリアルタイム処理を実現する通信技術が求められる現状において、RICが本来備えるべきxAPP(外部アプリケーション)の機能は十分に活用されていない。
本発明ではミリ波とマイクロ波の両方を用いて車両からセンサー情報を送信し、RICのxAPPを用いて地図情報上での複数の車両情報をデータ処理することによって、100msレベルでの計算速度による、道路形状を加味したビーム追従が可能になった。
特徴
・RICのxAPPを用いてデータを処理
・ミリ波とマイクロ波を用いた通信
・100msレベルの計算速度で道路形状を加味したビーム追従可能
- 担当者からのコメント
- 自動運転以外のアプリケーション探索も行っております。
ロボット分野など応用範囲は広いと思いますので、気軽にお問合せください。
本発明のニーズや活用方法をご教示いただけるだけでも大変ありがたく存じます。
- 資料
-
記載の情報は2025年3月21日時点のものです。
詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください