大学技術移転についてお伝えします!
あまり聞き馴染みのない言葉だなぁ。
私たちはTLOと呼ばれている大学の技術を特許にして
それを民間企業に技術移転しているんだよ!
もっと分かりやすく教えてくれない?
大学技術移転やTLOの業界について詳しく教えるね!
大学技術移転(TLO)とは
TLOとは、Technology Licensing Organization(技術移転機関)の略称です。大学の研究者の研究成果を特許化し、それを企業へ技術移転する法人であり、産と学の「仲介役」PDFファイルの役割を果たす組織です。大学発の新規産業を生み出し、それにより得られた収益の一部を研究者に戻すことにより研究資金を生み出し、大学の研究の更なる活性化をもたらすという「知的創造サイクル」PDFファイルの原動力として産学連携の中核をなす組織です。
(経済産業省HP:https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/tlo.html)
TLOの業務内容
TLOの業務は大きく分けて2つあります。
1.特許申請から管理
特許を取り扱いするには専門的な知識が必要となります。特許事務所と協力をし特許の出願を行います。また特許は出願するだけでは特許になりません。多くの期限を伴う手続きが必要となりますので、特許ごとに期限を把握し申請を漏らさないよう管理しています。また、日本で特許を出願するだけではなく、事業を行う国で特許を出願する必要があります。その国の法律に従って特許出願をし、期限を管理することをしております。
2.特許のライセンス活動
ライセンスアソシエイトやリエゾンアソシエイトの仕事があります。ライセンスアソシエイトの仕事については次にて紹介いたします。(リエゾンアソシエイトについてはまた別の機会にでも)
ライセンスアソシエイト仕事内容
大学で生まれた技術(発明)を特許申請し、特許(特許権、特許を受ける権利)を民間企業に使っていただく活動をしています。大学で生まれた技術といって民間企業に使ってもらう(ラインセンスする)のは簡単ではありません。日々多くの発明が生まれており、様々な分野の色々な発明が生まれています。中には何になるか想像がつきやすいもの(例えば●●病の治療薬になる物質や●●のための装置など)もありますが、20年後、30年後に何かを成し遂げるためにしている発明の中には現時点で何になるか分からない発明(何に使えるか分からないけれど面白い特性を持つ物質、何にでも使えそうだけど具体的に何に使えるか分からない面白い動きをするロボットなど)も多くあります。
そういったいろいろな発明を民間企業の方々に何に使えるのかを考えた上で紹介する活動をしております。
興味を持っていただけましたらぜひ弊社の採用イベントにご参加ください!
ご参加お待ちしております!