心電図を用いた、小児におけるMACEの予測方法
- 発明者
- 医学部附属病院 野木森宜嗣先生 他
- 特許情報
- 出願済
- 発明紹介
- 機械学習により、小児(~16歳)の心電図から主要心血管イベント(MACE)の発生確率を予測する方法です。
・心電図と年齢を入力することで、MACEの発生確率を予測可能
・特徴:先天性心疾患を含む幅広い患者層に対して適用可能な一方で、患者固有で不変な解剖学的特徴などからMACE発生確率を予測するものではなく、
心電図記録時点における患者の状態自体を評価してMACE発生確率を予測していると考えられる
・予測の対象期間:測定時から100日後までの期間で特に精度が良い
- 担当者からのコメント
- 想定される使用シーンは
・学校心電図検診やその他の検診における高リスク例のスクリーニング
・一般的な小児科診療における高リスク例のスクリーニング
・(将来、技術を応用していった場合に)スマートウォッチなどを利用した簡易心電図評価を行うアプリ開発が進められる可能性がある
などです。
記載の情報は2024年6月18日時点のものです。
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