アクセス
本郷キャンパス 拡大地図
本郷キャンパス 全体地図
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1産学連携プラザ3F
TEL.03-5805-7661 FAX.03-5805-7699
本郷キャンパス 拡大地図
本郷キャンパス 全体地図
設立からの20年間、様々な最先端の発明に触れ、企業様と共に実用化に取り組み、
多くの研究が社会に羽ばたいていく後押しをして参りました。
次の20年も、大学の研究成果が、一層社会に還元できますよう邁進して参ります。
今後とも、末永くお付き合いを頂けますよう、よろしくお願いいたします。
今までもこれからも、
社会を変える発明・技術を生み出していく。
研究者と一緒に考える、20年後の未来。
常に技術の先端を走る研究者の皆さまに、その研究内容や未来のこと、
また、一人の人間としての人生の楽しみについて伺いました。
安斎 勇樹 先生(情報学環)
イノベーティブなアイデア創発や組織の変化を促進するための効果的なワークショップのデザイン方法について、新規事業開発や組織変革などの産学連携プロジェクトを通して研究しています。
人間の創造性のメカニズムについて明らかにし、創造性教育や創造的な組織をデザインする方法論を体系化したいと考えています。特に、一見無駄な「遊びに興じること」や、前提を疑いながら「本質を問い直すこと」など、コンピューターには真似できない人間ならではの創造的な知性について探求し、社会に根付かせていけるように研究を続けていきます。
建築家。ユーザーの課題を解決するデザイナーでありながら、社会に対して自身のまなざしや表現を提案するアーティストでもあり、同時に学際的な研究者でもあるような、その複雑な仕事の在り方に魅力を感じます。
近藤 正章 先生(情報理工)
様々なコンピュータシステムを対象に、アプリケーションの特性に応じてシステム階層間の協調設計と実行時最適化を行うことで、高性能・低消費電力・高信頼なコンピューティング環境の創出を目指しています。
AIや高性能計算技術はとてつもないスピードで発展しています。20年後には身の回りの世話はロボットにほとんどお任せ、ライドシェア型の自動運転車の普及によって時刻表も駐車場も気にせずに、どこにいても、そしてどこまでもほとんど歩くことなしに我々を運んでくれる、そのようなSFのような世界が現実になっていると思います。
やはり研究開発職に就きたいと思います。ただし、大学ではなく、一般の企業で自身が開発した製品や成果が直接社会で使われているのを見てみたいですね。
宮園 浩平 先生(医学部)
がんを中心とした病気の分子メカニズムを明らかにし、新たな治療法を見出すことを目標に研究されております。歴史の深い研究室であり、宮園先生ご自身も医学部長を務めておられる、東京大学を代表する研究室です。
がんの研究分野ではゲノム解析が進み、個々の患者さんの遺伝子の異常に即した治療法が選べるようになりつつあります。AIの進歩が急速な中、新しい技術を取り入れつつ、最適な治療法の選択ががんの分野だけでなく、様々な難病や老化の治療にまで可能になることを期待しています。
旅行が好きです。最近は海外へ行く機会が減ってしまい残念ですが、海外の文化に触れることは最大の楽しみです。
合田 和生 先生(生産研)
大規模データを対象とするシステムソフトウェア工学を専門とされ、独自の実行原理に基づくデータベースシステムの飛躍的な高速化や、ストレージシステムの圧倒的な省エネルギー化に取り組んでおられます。
情報システムの基盤をなすシステムソフトウェアは、論理法則と物理法則の境界にあって、構成部品が密に結合して出来上がっており、新しい技術を取り入れようとすると既にある膨大なアセット(ソフトウェアとデータ)を相手に丁寧な検証を要するという作り手にとっての厄介さがあります。泥臭い職人芸に頼るところも多く、最近はその労力故に技術に対する保守化傾向が強くなりつつあります。基盤層の技術的挑戦を加速できる方法論を生み出したいと考えています。
学生時代から相模湾でディンギー(小型のヨット)を楽しんでいます。エンジンはなく、一度港を出ると頼れるのは風と自分。生きて帰って来ないといけない(!)ので、研究上の悩みなんてどうでもよくなります。
伊藤 大知 先生(医学部)
"医用ハイドロゲルの開発、医用微粒子の開発及び、これらの疾患治療への応用を研究しています。
ハイドロゲルは再生医療足場材料等、様々な用途が期待され、微粒子もサイズ、形状等の制御により多様な働きを示します。"
20年後には到底不可能だと思いますが、薬に頼らず医療機器の力によって、どんな外科手術の腹膜癒着も防止し、止血も可能にしたいです。赤血球のような人工酸素運搬体も実現できたら素晴らしい。再生医療やDDSの手法で難治性疾患の効果的な治療法の開発にも貢献できればと思います。少しでも安全で効果的な医療に貢献する材料や手法が実現できれば嬉しいです。
研究者以外の職業も経験してみたい。子供はきっと別の職業につくと思うので、どんなことに興味を持っていくのか、子供の成長が楽しみです。
油谷 浩幸 先生(先端研)
研究室では“ゲノム科学”の視点から、ゲノムやエピゲノムなどの多重な生命情報の統合的な解析によって、疾患メカニズムの解明などに注力されており、がん等の新たな治療薬や診断方法の提供に繋がる研究を行われています。
ゲノム情報に基づく疾患リスク予測の精度が向上し、基本的に国民全員がゲノム検査を出生時に受け、ゲノム医療は医療の重要なインフラとなる。
医学研究者。ヒトの設計図であるゲノム配列にコードされる制御システムの解明がようやく端緒についたところです。
堀 正敏 先生(農学部)
"消化管免疫や炎症応答の相互作用等に基づく消化器疾患の病態研究を行っている研究室です。
基礎研究の過程でγオリザノールとその主成分のIgE捕捉作用の解明に至り、その成果は保湿オイルとして商品化されています。"
私が専門と知る獣医学領域では、近年、家畜であるイヌの疾患の90%以上はヒトの疾患に相同することがわかっている。しかし、イヌの疾患例を十分ヒトの医学に生かしたトランスレーショナルサイエンスの成功例は極めて少ない。そこで、agingの絡むアルツハイマーやサルコペニア疾患で、獣医学と医学の融合による研究成果を出したい。
持論として元来男とは狩猟を求める血が流れていると信じているので、私の場合は魚釣りをしてたき火をみながら釣果をお酒とともに美味しくいただく、という休暇を過ごしたいのですがなかなか実現できないこの頃です。
杉山 正和 先生(工学部・先端研)
杉山研究室では、半導体ナノ構造の結晶技術を用いた高効率太陽電池や太陽光エネルギーの電気化学的貯蔵システム構築、さらに太陽光由来の燃料を国際流通させる仕組みにより、世界のエネルギーシステムの変革を目指しています。
海外の日射条件の良い地域で、太陽光エネルギーから水素を高効率かつ安価に製造し、日本に輸入して水素燃料電池や水素燃焼発電などで我が国のエネルギー需要を賄う、脱炭素かつ持続可能なエネルギーシステムに先鞭をつけたい。そこで用いる超高効率太陽電池に、我が研究室で開発した結晶構造を実装したい。
海外出張がてら、各地のオーケストラ、オペラに足繁く通います。また、地元のスーパーマーケット巡りは趣味と実益を兼ねた息抜きです。
山崎 俊彦 先生(情報理工)
山崎研究室では、我々が人やサービス、もの等に対して感じる「魅力」に着目した研究を行っております。深層学習を始めとする機械学習技術を用いて解析し、魅力度予測や魅力度向上の仕掛けづくりなどを行っています。
「AIによって仕事が奪われる」という議論も耳にしますが、AIが人間に取って代わるかではなく、AI等の技術を使っていかに人間の能力を補助・拡張できるか、人間の能力向上の手助けをできるかに興味があります。このことで、社会全体がより幸福になれればいいなと願いながら研究を続けています。
運動しにでかけたり、料理を作ったりします。最近ハマっている料理はオイスターのオイル漬けとウィンナーシュニッツェルです。
坪井 貴司 先生(総合文化)
体内で情報のやり取りに使われる情報伝達物質。様々な働きが調べられていますが、実際に目で見ることができたら、更に研究が加速されます。坪井研究室では様々な生体分子を特異的に可視化するカラフルなプローブを開発しています。
腸内細菌代謝物には、心と体を健康に保つ作用があると考えられていますが、どのように生体へ作用するのかについては不明です。そこで各臓器の健康状態を可視化できる機能性蛍光タンパク質を開発し、腸内細菌代謝物の各臓器への作用を解明し、健康な心身を維持するための新たな創薬標的の提供や新たな予防医療法の開発を実現したいです。
効果的にストレスを発散し、リラックスする方法を見つけることに興味があります。最近は、ウェートトレーニング、読書、瞑想に取り組んでいます。
合原 一幸 先生(生産研)
実在する複雑な現象を理解するために、生命科学、医学、情報科学、工学など様々な分野と関連する「複雑系数理モデル」の研究をしています。カオスニューラルネットワークの概念を提唱したことでも知られています。
最近書いた論文(Nature Energy,3,2,119-126, 2018)で、電力網を複雑系として理解する足がかりを得た。これを基礎にして、様々な再生可能エネルギーを組み込んだ気象と一体となった電力網数理モデルを構築し、発展途上国を含めた世界中の電力網を知的な複雑系としてサステイナブルに維持する制御機構を開発したい。
「生まれ変わったら」ではなく、これから昆虫学者になりたい。
植松 智 先生(医科研)
粘膜ワクチンやアレルギーに対する免疫抑制療法の開発を目指して、腸における免疫機構と腸内微生物の役割の解明、その制御に関する研究をされています。お腹の中から健康になる、とはまさにこのことですね。
腸内の常在微生物は、疾患の発症、増悪と密接に関係しています。粘膜ワクチンと新しいバクテリオファージ療法によって腸内環境を制御する方法を開発し、免疫疾患のみならず、代謝疾患、そして神経変性疾患の革新的な治療法につなげたいと思います。
妻と子供達と過ごす時間が、仕事のエネルギー源であり最高の癒しです。リフレッシュは、ジムでの水泳と愛犬のポメラニアン「ウエ吉」との散歩です。
神崎 亮平 先生(先端研)
昆虫がもつ超高性能なセンサ、超小型情報処理装置である脳、そして行動のしくみを理解し、応用する研究をされています。昆虫の嗅覚を活用した、既存センサを上回る高性能匂いバイオセンサの開発も進められています。
昆虫の嗅覚を活用することにより、高感度かつ選択的に検出する匂いバイオセンサの実用化が現実のものとなってきました。20年後までに、このような匂いバイオセンサの社会実装を実現したいと思っています。そして、地球上に生息する多種多様な昆虫種へと展開し、飲食料品の品質管理から、爆発物や麻薬検知、疾病の匂い検知に至る幅広いニーズに応えて、安全・安心な社会の実現に貢献できる技術へと発展させたいと思っています。
神崎研究室では、昆虫の感覚や脳のはたらき・行動のしくみをやさしく解説し、昆虫(カイコガ)の行動実験を通して、その理解を深めるといった、小・中・高校生向けの教育活動にも力を入れています。
三宅 健介 先生(医科研)
病原体が侵入したときに体はどう認識し反応するのか?そんな疑問に答えるのが免疫学です。時に免疫は自分の体を攻撃し、病気を引き起こすことがあります。免疫をうまく制御することで病気の治療を目指しています。
マウスを用いることで大きな発展を遂げてきた免疫学は、今後ヒトにおける免疫学の発展が期待されています。我々が現在開発している抗体医薬が臨床の場で使われるようになり、その抗体医薬の効果を症例において評価・検討することで、ヒト免疫学の発展に貢献したいと思います。
F1などに使われているレース用エンジン(パワーユニット)は、排気熱やブレーキで失う運動エネルギーを電気に変換して再利用することで、飛躍的に効率が上昇しています。パワーユニット開発は大変興味深いです。
井手口 拓郎 先生(理学部)
レーザー等の光学技術を駆使して、大気中の分子のセンシングや細胞のイメージング手法の研究をされています。高解像度・高速な分光器や顕微鏡を開発しており、環境ガス計測や病理診断等の応用を目指しています。
数多くのシンプルで高機能な光技術を創出したいと思います。それらの技術が従来の文脈から外れた領域でも役に立つことを示す研究もやります。また、何か一つ、だれもが驚くような科学的発見をしたいです。さらに、世の中を変える想像力と能力を持ち、かつ、実行力のある人を育成したいと思っています。今興味のある課題を一つ挙げるならば、五感をセンシング技術でコンプリートすること。
建築家。建物としての美しさや住空間としての機能を創造すること、さらには建築の集合としての都市創りに興味があります。アートとテクノロジーが混じり合うところが好きです。生まれ変わらなくてもやってみたいことの一つです。
高道 慎之介 先生(情報理工)
高道先生は、深層学習に基づく音声合成・変換に関する研究を行っています。人工的に音声を作り出すことで、人間の能力を超えた音声生成や、計算機との音声コミュニケーションが可能になります。
音声合成・変換の研究をしていると、「人間の声の仕事(例えば声優業)を奪うのでは」という質問を多く頂きます。結論から言えば、そういう未来はこないと私は考えます。ただし必要な能力は変わります。眼鏡の発明が視覚の差を緩和して文化の発展に貢献したように、音声合成・変換は、身体・時間・言語に制約された今の音声生成を拡張します。その音声生成拡張を踏まえて、どのように声の芸術性を生み出すかがキーになるでしょう。
部屋に引き籠ってルーブ・ゴールドバーグ・マシンを本気で作ってみたいです。
矢冨 裕 先生(附属病院)
新規診断マーカー、オートタキシン測定試薬Eテスト「TOSOH」Ⅱ(オートタキシン)が、東ソー株式会社との共同研究の成果にて開発、販売となりました。このマーカーで肝臓の線維化進展の診断補助が可能となりました。
20年後はあまりに先ですので、当面、5年後とさせていただきます。臨床検査は医療の根幹をなす重要なものですが、1つでも多く新しい有用な臨床検査の開発を実現したいと考えています。とくに、「生理活性脂質の臨床検査」という新しい分野を開拓できればと考えています。ちなみに、オートタキシンは、リゾホスファチジン酸という生理活性脂質を産生する酵素です。
体を動かすことが好きなのですが、ほとんどその機会がないため、テレビのスポーツ観戦程度です。
石原 一彦 先生(工学部)
医療機器や医薬品をより安全で効果的に利用できるように、バイオマテリアルを研究しています。これまでMPCポリマーを中心に生体親和性の高いバイオマテリアルを創製し、世界中の医療に貢献してきています。
人類は、航空機などの高速移動技術や宇宙利用通信技術で距離の壁を低くし、インターネットの確立で時間の壁をなくしました。次は世界中の言語や思考などの違いに由来する障壁を取り除き、人と人とのコニュニーケーションがストレスなく行えるような軽量で、簡単に、長時間、非侵襲で個人に装着できる自動翻訳・瞬時双方向通訳デバイスシステムおよびオペレートできる環境が確立され、自由な意志の疏通で人の活動範囲が飛躍的に拡大する社会となれば良いでしょうね。
論理的思考を意識して普段過ごしているので、フリーの時間は少しでも全く異なる音楽、絵画、自然などの鑑賞で、本来持つべき感性を刺激する時間に使いたいと心がけています。
川原 圭博 先生(情報理工)
通信、センシング、無線給電を基軸として、少し先の未来に求められるプロダクトのトータルデザインを手がけられています。IT、農業、エネルギー、ロボットなど幅広い領域をカバーする先生は、まさにアイディアマンです!
センシングやロボット、そして、これらが取得するデータの解析と予測技術により、曖昧で不可解な判断が減り、様々な判断が極めて合理的になされるようになるでしょう。その結果、単純な性能や、業界特有の情報や資源の偏り、慣習や規制を利用したビジネスは苦境に立たされ、テクノロジーを基軸にサービスをデザインできる会社が多くの利益を手にするような社会になると思います。
まとまった時間があれば、料理やアウトドアに色々トライしています。
杉山 弘和 先生(工学部)
杉山准教授は、医薬品製造プロセスの多目的設計について研究しています。低分子医薬品、バイオ医薬品、さらには再生医療製品を対象に、最適な「つくり方」を理論的に組み上げるためのツールや手法を研究しています。
「必要な薬が、必要な時に、必要な分、手に入るような社会」の実現。これには、薬の研究・開発から製造・物流、医師・薬剤師による処方や投与、患者による服用までが結びついた新しい仕組み・システムが必要です。大学に身を置きながら、自由な発想で、新しくかつ大きなシステムを設計したいと考えています。
(微)地形、歴史、文化、芸術、経済、交通、産業などに着目した都市構造の理解に興味があります。
鈴木 宏正 先生(工学部)
鈴木先生は心に響くデザインと品質の高いものづくりのために3Dコンピューティング技術について、その数理工学的基礎から、実用化を目指したプロジェクトまで取り組んでいます。
ものづくりに携わるものとして、20年後に日本の製造業が何を作っているのか、十分な事業規模を確保できているのかなど、とても心配です。今は、様々な技術的革新の波が押し寄せて、とてもワクワクする時代ですが、その技術を活かした事業構想力や商品デザイン力が非常に重要な鍵となります。これまでのやりかたを大きく変えるためには、新しい方法論やツールが必要と考えています。
休み方が下手で、いつも仕事のことが頭の中にある、というのは皆さんも同じでしょうか(笑)。休みは、ジムに行ったり、ネコと遊んだり、写真を撮ったり。また、様々なテクノロジーに関する情報収集も楽しいですね。
村田 幸久 先生(農学部)
村田研究室では、脂質メディエーターを、病気を含む生体反応の“場”を作るシグナル分子としてとらえ、アレルギーや癌などの発症機構の解明と、診断・治療法の開発を行っています。
研究者として、少しでも誰かの苦痛を減らしたり、誰かの幸せを膨らませるような技術を5つ以上実用化する。また、教員として、将来の日本をしょって立つ優秀な教え子をより多く輩出する(目標は100人です)。そして、家族と自分自身も健康で、20歳を過ぎた娘息子とお酒を飲みながら馬鹿話をする。ことでしょうか。
平日運動してないので軽く運動し、平日遊んであげられないので子供と遊んでいます。平日家事をしないので、家事もしています。これが終わると平日もする仕事をしていますが、遊びと仕事の境界線が不明瞭で、充実感を得られるので楽しんでやっています。
川上 憲人 先生(医学部)
川上先生は、心の健康について研究をしており、特に働く人の心の健康を守る方法について研究を行っております。職場ストレスの第一次予防、職場のポジティブメンタルヘルス対策の研究に注力しています。
職場のメンタルヘルス対策でもAIの活用をもっと進める必要があります。AIによって、これまでにないユニークなストレスマネジメントプログラムを開発したいと考えています。AIによるメンタルヘルス相談の支援、AIによるメンタルヘルス不調の再発予防支援なども実現したいものです。
長年、ハワイ大学の教授に憧れていましたが、この人生では残念ながら実現できませんでした。生まれ変わったら、ぜひアロハシャツを着てハワイ大学で教育と研究に携わりたいものです。
荒川 泰彦 先生(ナノ量子)
荒川先生は量子薄膜構造を更に高度化し、半導体中の電子を3次元的に閉じ込める量子ドットの概念を提示し、その応用として量子ドットレーザをご提案されました。現在も様々な企業と共同研究を続けられております。
青色レーザを含む半導体レーザーは、現在量子井戸(薄膜)レーザが主流ですが、原理的には量子ドットレーザの方が優れています。20年後には、量子ドット技術の進展により、全ての半導体レーザが量子ドットレーザに置き換わります。また、将来のLSIシステムには光配線が張り巡らされ、量子ドットレーザが全てのパソコンに搭載される時代が到来します。ディスプレイや量子コンピュータにも量子ドットが組み込まれるでしょう。
なかなか休日(休暇)がとれませんが、家にいるときは、録画していたドラマを観たり、妻と分担して料理を作ったりします。上手におだてられるので、やる気が出てしまいます。
竹谷 純一 先生(新領域)
竹谷研究室では有機半導体に関する研究を行っています。有機物材料中の電子の流れ方を解明し、デバイスへの応用を検討することで、超低コスト・柔らかな高性能半導体デバイスの開発を目指しています。
当研究室の高性能有機半導体を用いた‟柔らかくて薄くてすぐ作れるほとんどタダ同然の半導体回路”が、社会をかえようとしています。これまでのエレクトロニクスでは、大きいものは、重くて値段が高すぎ、小さいものでもそれなりの値段になるため、事業になりませんでした。大型広告で大規模スペースを埋めつくすシート状サイネージは、不動産事業をかえ、超低コストのセンサーつき電子タグが大量に出回って、製造業や、物流・販売サービス業を根本的にかえます。
事業と教育です。事業で得られた収益で、学生さんたちのはじめるスタートアップを支援したいです。
中村 仁彦 先生(情報理工)
中村先生は、ヒューマノイドロボットの基礎研究から人間の動作解析・筋活動の可視化・動作解析などを研究しています。研究室のモーションキャプチャ技術は、誰もが知っている有名選手の運動解析実績が沢山あります!
人間の運動や行動に関するAIが広く利用されていると思います。自然言語と結びついて人間の行動を深く理解して記録し、説明する技術が日常生活のいろいろな場面で使われています。生理や神経系のシミュレーション技術ともつながり、スポーツトレーニングやリハビリテーションや高齢者の健康維持などに役立っているはずです。人間的な常識や倫理の問題をあつかうことができる人工知能が社会的な役割を担い始めている頃だと思います。
筋トレとランニングに興味を持っています。最近まで自分で行う運動と自分の身体に関心がありませんでした。運動や水で体調や気分が敏感に変わることに驚きながら、筋や神経のモデルを想像して汗をかいています。
森川 博之 先生(工学部)
森川研究室は、デジタル変革に必須の無線通信、IoT、ビッグデータに関する技術開発を進めています。LEDとスマートフォン間での可視光通信などといった身近な発明も多く、新しい発明を伺うのが楽しみな研究室です。
デジタルの最終目的は、持続的な成長が可能な新たな国づくりを行っていくことにある。地球規模で解決しなければならない人口爆発、食糧枯渇、資源枯渇、大規模自然災害、環境などの課題や、国内で解決しなければならない人口減少、少子高齢化、社会資本ストックの劣化などといった課題に対してデジタルが一助となり得る。現在の世の中のあり方は過渡的なものであるというマインドでもって、新しい産業や社会の確立を目指していきたい
デジタル変革に興味がある(研究と直接関係するが。。。)。産業がどのように変革されていくのか、人とデジタルがどのように共存していくのか、どのような制度が必要となるのか、技術が社会を変革してきた歴史を紐解きながら考え続けたい。
野崎 京子 先生(工学部)
野崎研究室では、有機化学を研究対象とし、機能性ポリマー合成や新しい触媒反応の開発に従事しています。特に、ポリオレフィンの新たな可能性の追求、再生可能資源の新たな活用法の開発などで成果を挙げています。
化石原料だけに頼らない化成品系統図の実現に貢献したい。何から何を作るかはエネルギー問題と密接に関連するが、その状況に応じた対応策をもっていることこそが、持続可能な化学産業の基礎支えになると思う。
教育です。次世代を担う大学生・大学院生が身に着けるべき能力は何なのか、そのために我々は何ができるかを日々自問しています。
五十嵐 圭日子 先生(農学部)
植物の細胞壁を構成するセルロースは身近なバイオマス材料です。酵素を用いたセルロース分解のプロセスを明らかにし、エネルギーや有用な物質に変換することで循環型社会の構築を目指しています。
国連の人口推計によると2040年に世界人口は90億人に達するといわれています。輝かしい技術が人類の生活をバーチャルに「格好良く」する未来は私ももちろん好きなのですが、そのような未来が来ることには悲観しています。私たちが生存するためには「実=リアル」なものが必要になってきて、技術や研究もそれらを実現するためのものにシフトすると思います。私たちが取り組んでいるバイオマス研究がその一端を担えればと思っています。
昔からロボットや宇宙船が大好きで、今もガンプラ製作はこつこつと行っています。ただ、完全にインドアというわけではなく、春や秋には渓流でフライフィッシングをして自然にまみれるのが何よりも息抜きになります。
松平 浩 先生(附属病院)
松平・勝平研究室では、心身の健康に大きく寄与する美しい姿勢と歩容「“美ポジ”での速歩き」を科学しつつ、最も有訴者の多い腰痛・肩こりの予防・改善法を確立し、情報を広く普及・啓発することがミッションです。
ビジョンは「美ポジ社会の創造と共有」です。具体的には、すべての国民が心身に負担が少なく審美性の高い姿勢である「美ポジ」のメリットを理解しかつ体感し、身につけていただくことです。海外から来た人達が、多くの日本人の姿勢がとても美しいことに驚き、「美ポジ」を輸出することも目指しています。現在「美ポジ」の見える化と、学習できるデバイス(トランクソリューションなど)や教育手法の開発にも力を注いでいます。
若い頃、舞踊や舞台芸術、東洋の陶磁器や茶道、フェルメールやセザンヌの絵画などに強い関心を抱いていました。生まれ変わったら、身体で表現するか作品を創るといったアートに関連する仕事をしたいと思っています。
伊藤 耕三 先生(新領域)
架橋点が自由に動く史上初の高分子材料を開発した研究室で、既にコーティング材やアクチュエータ等幅広い分野で実用化されています。応用も見据えたユニークな物性を有した新規物質の合成などの研究を行っています。
医療が発達し、平均寿命や健康寿命が延びて高齢化社会が一層進む。情報化や人工知能が身の回りに浸透し、自動運転や自動翻訳、家事の自動化などが普通になる。空飛ぶ車が実用化している。ロボットが介護、接客、建設、農業など多くの場所で利用されるようになる。再生可能エネルギーの割合が増加するとともに、プラスチックがバイオベースや生分解性に置き換わる結果、二酸化炭素の排出量の増加が鈍る。
今と同じ大学の教員や研究者。世の中に無いものを生み出して、それが利用されて行くのを肌で感じ、最終的にそれが世の中を変えるのであれば、これ以上に面白い仕事はなかなか思いつきません。
石井 洋二郎 先生(理事・副学長)
社会における大学の役割、とりわけ「教養教育」あるいは「リベラルアーツ教育」の再定義と、高等教育における人文社会科学分野の振興及び社会への還元方法等の課題について研究されています。
20年後にまだ生きているかどうかわかりませんし、たとえ生きていても心身ともに健康である保証はありませんが、「未来を変える先端技術」とは無縁の文系人間としては、死ぬまでにあと5冊くらい本が出せれば本望です。純粋な研究書ももちろんですが、せっかくなら10年近く時間をとられてきた大学行政の経験を活かして、たとえば筋を通した思考の方法とか、説得的な論述の仕方といったことも書いてみたいと思っています。
学生時代は役者になりたいと思ったことがありますが、大学でも毎日演技をしているようなものなので、この欲求はもうなくなりました。生まれ変わったら(生まれ変わらなくても?)歌手になって、日本武道館でコンサートをやるのが夢です。
深代 千之 先生(総合文化)
深代研究室では、巧みな動作の力学的・解剖学的メカニズムについてバイオメカニクスの観点から研究し、競技スポーツの向上やスポーツ障害の予防へ貢献しています。また、運動する身体の生理応答の研究も行っています。
20年後はAI:人工知能がヒトを超える社会「シンギュラリティ」が到来すると、未来学者が予想している。20世紀末からの機械化や電子化がさらに進むことになるが、逆にとらえると、普通の生活ではヒトの動物としての機能が維持できない社会がくることになる。したがって、スポーツ科学や健康科学が益々重要になると予想される。それに対応する解を、エビデンスを基に準備しなければならない。
ゴルフのエージシュート!東大ゴルフ部前部長だったので…
福田 裕穂 先生(理事・副学長)
植物は、何億年もの間、地球上で最も栄えてきた生物であり、人は植物に依存しています。植物が長い歴史を生き抜いてきた秘密を探ることで、動物を研究しているだけでは分からない生物の秘密に迫っています。
一細胞オミックス、多様な分子の一細胞中での連続計測技術。私は、植物を材料に発生の研究をしています。多細胞生物では個々の細胞が他の細胞と相互作用しながら、かつ揺らぎを持って発生運命を変えていくと考えられています。この全貌を定量的にとらえることができるようになれば、発生の多くの問題を解決できると思っています。
午前中に博物館か美術館に行き、なじみの店でB級グルメを食べて帰宅し、寝転びながら読書をする。
福井 類 先生(新領域)
土木・建設機械、工作機械、天井運搬機械などの高機能化・知能化を目指し、メカトロニクスと機械学習技術を融合した分散統合型ロボットシステムの開発をしています。民間企業との共同研究も率先的に行っております。
20年後、我々の生活はもっと”我々が今はロボットと思っていないロボット”に取り囲まれていると思います。SF映画やTVアニメの影響で、技術者ではない方が今ロボットと思うモノは極めて限定的です。しかし、近年のIoTブームが完結した際には、皆様の周りはあれもこれもロボットと思えるものになっているはずです。自動車、家電、衣服、食器、そして住居、道路までロボット化され、我々の生活を様々に支援する時代が来ると思います。
研究者は研究することが何より好きで、生活が荒れがちです。そんな中、休暇で家族と過ごす時間、子供と遊んだり、妻と過ごしたりする時間が、生活に良いリズムを作り、研究のモチベーションを高めてくれます。
南部 将一 先生(工学部)
従来よりも優れた特性や性能を有する構造材料の微細組織は何か?という課題に対して、様々なスケールで考え、その組織を実現する組織形成過程の理解およびその制御の可能性について研究されています。
モノとモノを自由自在に接合・分離できる技術を実現させたいですね。構造物の強靭化・安全性向上と省資源・省エネルギーなどの両立を考えた場合、様々な部材や材料を適材適所で使用するための強固な接合、リユース・リサイクルなどの循環を可能にするための分離が必要となります。これらを可能にする異種材料の界面について研究を進めていくことで新技術を実現させたいと考えています。
基本的には家族サービスとフットサルです。定年退職された先生も同じチームで練習していて、その年までやり続けられるかどうかはわかりませんが、身体が動く間はフットサルを続けたいと思っています。
吉本 敬太郎 先生(総合文化)
核酸や合成高分子材料を利用し、細胞機能を操作・制御するための新規方法論、機能性材料、薬剤の開発に関する研究を行っています。キーワードは、核酸アプタマー、中分子薬剤、再生医療、バイオ燃料、機械学習。
①自身が開発した技術・材料・分子の社会還元。②基礎研究力をもち、さらに自らのアイディアを社会実装できる、新しいタイプの大学研究者に自身が成長する。③②のような人材の育成。
小学生企業家
茂木 信宏 先生(理学部)
大気中のエアロゾル(微粒子)が太陽放射を吸収・散乱し、さらに雲のでき方を変えるメカニズムを実験及び理論的手法により研究し、地球表層の放射収支や水循環への影響を解明することを目指しています。
物理光学およびデータ解析の理論、さらに実験装置の先端技術を駆使して、ナノスケールから数十マイクロメートルスケールの多種多様な微粒子(煤粒子、鉱物粒子、微生物粒子、有機物、雲粒など)についての、高性能な実時間観測手法を開発する。その観測データを気候や環境の数値モデルに反映し、気候変動・海洋微生物・水質評価などの地球環境問題の理解と対策に貢献する。さらに、産業界にもその技術を浸透させていきたい。
一般的に、アウトドア、DIY、釣りなど、自然と触れ合うことが好きです。まだ、研究と子育てを両立させて楽しむための仕事・プライベート行事の取捨選択と時間管理について、日ごろから気を留めています。
菅 裕明 先生(理学部)
菅研究室では、有機化学の技術を生物学に取入れ、人工リボザイム、遺伝暗号リプログラミング、特殊ペプチドの翻訳合成、特殊ペプチド創薬の4つの柱でサイエンスとテクノロジーのバランス良い研究を推進しています。
菅研から出た技術は、決して特殊ペプチド創薬だけに限定されるものではありません。もっと広く使える特許として自負しています。20年後、低分子から高分子医薬まで、全ての医療分野で使われる薬剤開発が菅研からの技術を活用して創出される日がくると期待しています。
ギターを弾くこと、そして50年以上前にタイムスリップしたようなギターを集めること。最近は1950年代のヴィンテージギターの技術的な完成度さに感動しています。
一條 秀憲 先生(薬学部)
細胞にかかる様々なストレスに焦点を当て、ストレスの情報伝達の流れや、病気との関係を研究しています。例えば遺伝や環境を要因として発症してしまう「がん」や「ALS」。鍵となる分子標的と発症原因を明らかにし、治療薬開発の研究も進行中です。
過去30年以上かけて地道に明らかにしてきた様々な疾患発症の分子機構を標的に、ひとつでも治療薬が開発され、世の中の役に立つこと。でもそれ以上に、もの凄く重要な分子機構を新たにひとつ発見すること。
体を動かして思いっきり汗をかくことと、その後の長風呂とアルコール。
酒井 崇匡 先生(工学部)
生体に似た組成をもつハイドロゲルに注目し、医療材料への応用研究を行っています。新たな分子設計を行い、構造を精密に制御することで、これまでにない、新しい機能性を有する医療材料の開発を進めています。
私たちは、「ハイドロゲルを注射で患部に注入するだけで、病気を治す」というコンセプト(Gel Medicine)を実現すべく、日々研究を行っています。現在、たった一回のゲル注入で網膜剥離を治癒できることがわかっており、また静脈瘤についても治療できる可能性があります。患部に注入されたゲルは、ほぼ水からできており、治療を終えると自然に消滅します。20年後には、患者さんの負担の少ないやさしい医療をGel Medicineによって実現したいです。
4歳と7歳の子供がいるので、週末は子供と遊びます。最近、上の娘が友達のうちに遊びに行ったりするようになり、少し暇な時間が作れるようになりました。そういう時は、趣味のロードバイクで遊んでいます。
津田 敦 先生(大気海洋研)
世界にはいったい何種類のプランクトンがいるでしょうか?目に見えないほど小さな生き物ですが、海の環境を整える重要な役割があります。そんなプランクトンの多様性や働きを解明すべく、世界の海で研究しています。
我が国のエネルギー使用量の70%をリニューアブルエネルギーとし、化石燃料によるエネルギー生産を15%以下とする。リニューアブルエネルギーの大半は、外洋域を利用した洋上風力発電から得る。海域は空間計画により、エネルギー生産、漁業生産、観光文化、航路などを設定し、経済活動と自然資産の両立を図る。
鳥を見る。鳥が見れなければテレビを見て料理を作る。後片づけはしない。
山田 淳夫 先生(工学部)
高容量・高出力・高安全の革新的蓄電デバイスの実現を目指し、原子・分子レベルでの精緻な解析から、元素戦略、安全性、コスト等の現実問題まで様々な階層の問題意識をベースに総合的に研究を推進しています。
食料、財産、情報などと同様に、エネルギーの高度貯蔵が当たり前の世界。
音楽家。感覚と精神世界の高みを追求したい。
石田 哲也 先生(工学部)
先生の“コンクリート研究室”では、物質・構造の統合的視点でコンクリートを研究されております。コンクリート構造物を、より安全で環境負荷が低く、高耐久・長寿命な社会基盤とすることを目指されております。
高度な数値解析・情報通信技術、AIなどを統合して、現代文明を支えるインフラ群をそのままサイバー空間上に再現したいと考えています。それにより直接現場に人が行かなくても構造物の劣化が手に取るように分かるようになり、効率的な維持管理が可能となるでしょう。また、数十年~数百年後の姿を高精度に予測したり、地震等の巨大災害に対する被害を事前に予測したりすることで、安全安心な社会の実現につなげたいと考えています。
趣味の一つである「料理」をすることが多いです。素材の選択、使う材料の割合、調理の方法によって、出来上がりの味は大きく変わりますが、実験との共通点も多く、仮説と検証を繰り返しながら料理を楽しんでいます。
東條 有伸 先生(医科研)
医科研付属病院において、白血病や悪性リンパ腫などの難治性血液疾患の診療を行うとともに、細胞生物学や分子生物学的手法を用いた造血機構の解析などの基礎研究から、新規治療法開発まで行っている研究室です。
現在、私たちは血液がんの診療(診断・予後予測・治療方針決定)に人工知能あるいは拡張知能(いずれも英語ではAI)を応用する研究に従事しており、その実体験から、20年後の世界を間違いなく変える技術は「AI」と「ロボット技術」の融合であろうと思っている。既に医学・医療の分野でもヒトの仕事を奪うのではないかという危機感が煽られているが、重要なことはヒト(医師や研究者)がAIとロボット技術を正しく使いこなすことだと思う。
もとより謎を解くことに興味があるため、脳細胞を刺激してくれるミステリー小説を読むことは趣味の一つである。それが昂じて短編でいいから自分でミステリーを創作することが夢となり、そのためのネタ集めも時々している。
宮島 篤 先生(定量研)
肝臓における細胞ネットワーク・細胞間情報伝達分子の視点から見た研究やiPS細胞からの肝臓細胞への分化系の開発が行われています。
ゲノム編集、single cell解析、imagingなどに注目しているが、技術革新のスピードが極めて早く、20年後の世界は想像できない
散歩など
佐藤 洋一 先生(生産研)
コンピュータビジョンを通した人の行動、物体、シーンの計測、理解、解析しやすいインターフェース作成を行っています。最近はウェアラブルカメラを使った「個人」の視線・動きに対する解析研究が加速しています。
現在、Googleマップストリートビュー等により、世界中のさまざまな街角の景色を自由に見渡すことが出来ますが、このような状況は20年前には全く想像できませんでした。20年後は、人工知能、コンピュータビジョン、ネットワーク、データストレージ、情報セキュリティなどの技術の発展によって、世界中のあらゆる街角の様子を、静止画としてではなく、リアルタイムに動画として安全かつ自由に見渡すことができるようになると予想します。
伊豆箱根、軽井沢、蓼科などの近郊へのドライブから、長期休暇を利用した海外旅行まで、家族とともに旅を楽しんでいます。
西成 活裕 先生(先端研)
西成研究室では、「渋滞」現象のメカニズムを物理的な視点で研究し、交通・物流・人流・生産工程などをはじめ、あらゆる【詰まり】の問題解決に注力しております。また、テレビのニュース番組等で渋滞回避の裏技も伝えています。
高齢化が進む日本において、あらゆる人が安全安心に移動できる社会を実現したいです。混雑なく自由に移動できることは、経済効率性の向上だけでなく、個人の幸せにもつながり、また健康長寿社会の実現にも貢献します。またあらゆるモノについても、必要な時に必要な場所へ効率的に届けるしくみを社会インフラとして実現したいです。そしてこれらを支える数理科学的な基盤とプラットフォームの構築に貢献していきたいと思います。
趣味として、オペラを歌うことと、合氣道をしています。どちらも体の中の様々な渋滞解消につながり、研究にもいい影響をもたらしてくれています。
年吉 洋 先生(先端研)
年吉研究室は【MEMS技術】に関する研究を行っており、MEMSの製作法、設計法を基盤技術として産業界とともにMEMSの微小光学や高周波無線機器、エナジーハーベスタ応用など様々な研究をされております。
エレクトロニクスの消費電力が低下して、かつ、環境エネルギー(振動、光、電波)から微小電力を回収するエナジーハーベスタの性能が高まるので、20年後には自分自身で電力を自給自足する電子回路がごく当たり前の技術として普及していると思います。これにより、モバイル機器の充電頻度を減らしたり、体温と気温の温度差発電で動作する電子機器が実現します。
やっぱり大学の研究者になりたいと思うはず。レオナルド・ダ・ビンチのように、技術と芸術の境目の仕事が理想です。いまでも十分、それに近いと思いますが(笑)。
小野寺 宏 先生(工学部)
医・理・工学の連携による社会のためのものづくりをコンセプトに、障害者だけでなく労働者も使える歩行・中腰作業支援用装具、がん診断や新薬開発のための臓器透明化・3次元観察ツールを開発されています。
ロボット義手研究の中心は筋電によるロボット制御です。しかし障害のある方の筋電信号は弱いため実用化していません。我々はロボット義手が自ら考えて動作する装置を開発中です(コップを持ってきて!と話しかけて命令)。これなら手足が全く動かなくても義手を使えます。脳卒中などで”第三の手”を必要とする患者さん100万人の役に立つような、丈夫で洗えるロボットハンドを実現したいと考えています。
掌サイズの超小型ロボットを作りたい。6本の手すべてが動かせて表情も変えられる阿修羅、が目標。最大の障害は超小型のモーターが無いことです。油圧を使えば容易ですが駆動装置が阿修羅の体に収まらないのが難点。
大久保 達也 先生(工学部)
ナノ空間材料の合成と応用を研究しています。高度に設計されたナノ空間を反応場、貯蔵場、集積場として利用し、環境問題、資源・エネルギー問題など、様々なサステナビリティーの根幹に関わる課題に挑んでいます。
分子を自在にハンドリングできるナノ空間場を創製したい
現在、工学系研究科長の任にあります(〜2020年3月)。工学系研究科の益々の活性化に向けて、微力ですが引き続き、全力で取り組みたいと考えています。
岸 利治 先生(生産研)
岸研究室では、セメント系の新材料の開発・実用化やコンクリート構造物の品質検査・維持管理等に関して、科学的な視点から現象の本質を明らかにし、その成果を社会に還元することを念頭に研究に取り組んでおります。
“常識となった仮定を超える”と題した最終講義を行って、専門とするセメントコンクリート工学の教科書を書き換えることと、未だ口約束のままに留まっている“ひび割れ自己治癒コンクリートの実用化”を実現したいと思います。また、コンクリート中の細孔やひび割れ中における液状水の特異な挙動からレオロジーへと繋いできた学術的な興味を、物理的な一般則を提案できるレベルにまで昇華させたいと考えています。
溜まった仕事をこなしたり、睡眠を多くとって体を休めることも多いですが、国内海外・長短を問わず、プライベートな旅行と美味しい食事を楽しみます。ただし、どちらもそれほど頻繁には行けるわけではありません。
鈴木 雄二 先生(工学部)
鈴木研究室では、エネルギーと熱流体に関する幅広い研究を行っています。マイクロマシン技術を使用し、環境中に広く存在する振動から静電気を用い発電するデバイスによりIoT向け電源の社会実装を目指しています。
これまで、人の動きや環境の振動から発電する環境振動発電(エネルギーハーベスティング)について、材料、製造技術、デバイス設計・試作・評価などの研究に取り組んできた。特に、絶縁体に電荷を打ち込んだエレクトレットを用いた環境発電についてそのポテンシャルが高まっているが、実際に世の中に商品を出した例はない。今後、社会連携をさらに強化して、ウエアラブルデバイスなどを電池レスで動かす実用的な発電技術に昇華させたい。
出張などで国内外の様々な都市を訪問しますが、その地域の食材を使った(おいしい)料理の食べ歩きをすることが楽しみです。例えば、フランスのチーズ、ドイツのホワイトアスパガラス、韓国の黒豚などなど。
白髭 克彦 先生(定量研)
命のプラットフォームとしての染色体の構造と機能をゲノム情報学を通して解き明かしています。
安全かつ自由に体の中で機能する人工染色体をデザインしたい。そのツールを作りたい。
レゴのミニフィギュアシリーズ。なかなか科学者のフィギュアがない。
鹿園 直毅 先生(生産研)
鹿園先生の代表的なご研究の一つに、自動車やエアコン等の部品である熱交換器があります。鹿園先生が開発した従来よりも熱交換性能が高く、小型で粉塵に強い熱交換器は、既に実用化され建設機械等に搭載されています。
企業とタッグを組んで、製品の一部であっても自分のアイディアを実用化させるプロセスに可能な限り数多く関わりたい。特に、熱交換器の着霜や冷媒分配の課題は、定年までにぜひ改善策を示したい。
子供の頃から工作好きだったので、伝統工芸等の職人になってみたい。
村上 善則 先生(医科研)
癌による死因の90%以上は浸潤や転移によるものですが、残念ながらこれらを抑える薬はまだ世の中にありません。村上先生は、浸潤や転移に関係する因子に着目し、薬の開発を目指した研究を進めています。
私は、癌が日本人の死因トップになったと報道された翌年の1983年に医学部を卒業し、35年間、分子腫瘍学、ゲノム医学の立場で癌研究を続けてきた。現在、確かに一部の癌は治るようになったが、難治癌の対策は遅れ、進行癌は全て予後不良で、まだ治る病気という実感には程遠い。20年後までには予防、診断、治療を確立し、健康意識、終末期の捉え方等の面でも癌を克服したと言える社会を構築できるように微力を尽くしたい。
内外の出張先で未知の土地の人や文化と接することが楽しい。風土や民族が生んだ特徴的な文化や科学技術について、生物を理解する鍵でもある至近要因、究極要因、発生的要因、進化的要因を探ることにも興味がある。
野口 貴文 先生(工学部)
野口研究室では、高強度、高性能又環境に配慮したコンクリートの実現などコンクリートが抱える様々な問題解決に注力されております。これまでにないコンクリートがこの研究室から生まれることが楽しみです。
現在、世界で最も大量に利用されている建設材料であるコンクリートが、カーボンニュートラル(できればカーボンマイナス)な性質を有するとともに、クローズドループな資源循環を実現し、建設労働者の手を全く借りずとも複雑な形状の構造物を自動的に構築できるような建設材料となり、それを用いたコンクリート構造物が地球・人類の持続的発展に大きく貢献できるようになる技術・システムを開発したい。
日本の伝統的文化を見たり、聞いたり、触れたり、味わったりすること。
古澤 明 先生(工学部)
光を用いた量子情報物理に関する研究をされており、世界で初めて量子テレポーテーションの実験に成功したことでも有名です。Wikipediaにも古澤先生のページが存在するほど、有名な先生です。
我々の方式の光量子コンピュータを実現したい。
ウインドサーフィンをしています。
上田 卓也 先生(新領域)
上田研究室では、蛋白質合成系に関する研究を行なっています。生命の根幹となるメカニズムを解明し、試験管内で再構築した蛋白質合成系へと応用することで、人工細胞の構築という合成生物学的目標に挑戦しています。
核酸とタンパク質から人工細胞を作製し実験室で進化させて、生命の起源と進化を再現したい。
宇宙のはてに行ってビッグバンを見てみたい。(宇宙飛行士?)
梶田 隆章 先生(宇宙線研)
宇宙に多数存在し質量が無いとされていた素粒子二ュートリノに関し、 ニュートリノ振動現象の発見により質量があることを証明し、2015年ノーベ ル物理学賞受賞。 宇宙の謎がまた一つ解明されることが楽しみです。
重力波やニュートリノの観測等による宇宙の成り立ちと進化のより深い理解。
ただ家でゆっくり過ごします。
東原 和成 先生(農学部)
東原研究室では、物質から脳レベルまで領域横断的な技術を駆使して、匂いやフェロモンの嗅覚の仕組みを解明し、動物生態系における匂いの存在意義に迫り、人間社会における香りの有効利用を目指しています。
香りは、美味しさ、快適さなど、暮らしに大きく影響しています。しかし香りを利用する技術が未熟なため、快いはずの香りが他人を不快にさせるなど、香りをうまく利用できていない現状があります。嗅覚受容体、脳、内分泌系など、ヒトの体の仕組みに基づいて香りを設計・制御する技術と、香りがヒトに及ぼす影響を評価する技術が開発され、安全・安心・快適な社会のための香りの有効利用ができる時代になるといいと思います。
美味しいものを食べたり飲んだり、古い街の散策などが好きです。休日はジムで身体を動かしてアロママッサージを受けて体調を維持しています。
一木 隆範 先生(工学部)
ナノテクノロジーとバイオテクノロジーを融合し、医療や創薬の現場で活用されるデバイスを研究されています。例えば血液1滴から様々な病気を高精度で診断できる小型装置を開発中で、受診者の負担軽減が期待されます。
微小な診断センサー技術が発達し、自分の体内で起こっていること、肉体的・精神的な疾患の予兆、進行度について多くの情報を容易に得られるようになるでしょう。人工知能等のIT技術の導入が進み、また、低侵襲治療技術が発達することで、医療は病院で医者が行うものという従来の常識が変わります。病気の治療から予防・リスク低減へと医療の重心がシフトすれば、国民医療費の抑制に繋がると期待されます。
暇があれば、ギターを抱えています。家庭では騒音源扱いされていますが。
日頃からお世話になっている皆さまと、弊社メンバーに
東京大学TLOのイメージについて聞きました。
東京大学TLOの
イメージカラーは?
Green
株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC) 代表取締役社長
郷治 友孝 様
オフィスの色やパンフレットの色がこれまで緑だったから。また、東大TLOは、大学の技術を、発明の種の段階から、植物のようにじっくり育てて開花させるお仕事をされていることからも、緑のイメージがフィットします。
White
京大オリジナル株式会社 取締役
大西 晋嗣 様
組織としては染まっていないイメージがあります。赤の人もいれば青の人もいるように思います。それが絶妙に染まり合ってないという感じです。
Red
東京大学 産学協創推進本部
知的財産部
大学の技術を事業化につなげる(世に出す)ことに熱意
Hisui
東北協同乳業株式会社 経営企画部 部長
渡辺 善久 様
「東京大学と企業、学生に自然に寄り添いながら、キラリと輝く取組みを導き出し、相互に関係を強化しながら、ナチュラルなシナジー効果を生み出す」という意味で、自然に光輝くヒスイ色とイメージしました。
Clear
東京大学TLO
本多 聡
様々な案件、企業、発明者がいる中で、正解のない課題に対して、常に新しい一手がないか最適解を模索しているから。
Rainbow
アドバイザー
足立 一男 様
TLOというのは大学から出た色々な発明を取り扱いますが、自分の発明ではないので、何が出てくるかわからない。仕事としてはそこが面白いのですが、取り扱う側が一色になって固まっていると研究者から出てくる新規な発明に対応できません。そこで虹のように七色、というイメージです。
Orange
成瀬・清水特許事務所 弁理士
成瀬 重雄 様
技術の卵を暖める、技術移転にかかわる人たちの気持ちを前に動かすというようなエネルギー、意志の力を感じるところからです。
Green
東京大学TLO
喜田川 寛霞
東京大学のキャンパス内にオフィスがあるのですが、窓のすぐ外は木々が広がっているので緑の印象強いです。あと会社の名刺の色も緑なので!
Blue
東京大学TLO
島田 雅史
会社のメンバーは、物事に対して冷静に考え、状況や問題点などを把握した上で確実に動くことができる人が多い印象だから。
東京大学TLOを
動物に例えると?
チンバンジー
京大オリジナル株式会社 取締役
大西 晋嗣 様
チンパンジーが好奇心旺盛だという個人的な印象でチンパンジー。キャラは色々ですけど、自由な発想で新しいことに挑戦する姿勢はみなさん共通だと思います。
犬
東京大学 産学協創推進本部
知的財産部
ライセンスを成立させ収入を獲得するため(猟犬)、特許や先生にとっては番犬
カワセミ
東北協同乳業株式会社 経営企画部 部長
渡辺 善久 様
常に身近な現場の声に耳を傾けながら、ここぞという時にピンポイントでヒントやアドバイス頂けることから、広い水辺を常に低く飛びながら、目標を見つけると狂いなく飛び込み獲得するところから、小柄でありながら、目標を見極める目と大胆に行動を起こす点で、カワセミをイメージいたしました。
シャチ・イルカ
成瀬・清水特許事務所 弁理士
成瀬 重雄 様
個人の育成を通じてグループとしての能力を高めようとしているように見えます。また、ターゲットを決めて果敢に挑むという挑戦力、構想力を全体として大事にしているようにも思えます。
犬
アドバイザー
足立 一男 様
色々思いもよらない新しいアイデアや発明を取り扱わなくてはならないので、純血統の一つの目的に適した犬でなくて、融通のきく頭のいい雑種です。
ビーバー
東京大学TLO
本多 聡
何度も営業を繰り返し、発明者、企業から叱られても、へこたれずに挑んでいく理想的な姿である。ビーバーが木を齧り倒し、枝を集め、川に大きなダムをつくる。ダムによって、新しい川の流れが形成される。TLOの発明の新しい用途、事業化の方向性を創造する点が、ビーバーが新しい川の流れを形成していく姿と重なりました。
ライオン
東京大学TLO
喜田川 寛霞
少数精鋭でも各個人がパワフルなところがライオンに例えられるかなと思います。ぱっと思い浮かんだのがライオンだったのですが、実際は個性の光るメンバーが多いので1つの動物に例えるのは難しいかもしれないです!
犬
東京大学TLO
島田 雅史
素直で真面目、明るい、従順な性格、人懐っこい、こういう特徴の人が会社に多く、犬のイメージと合うから。
うさぎ
東京大学TLO
田中 由紀
大きい耳と瞬発力。常にアンテナを張りあふれる情報の中からここぞという時には素早く反応、そして、フットワーク軽くさらりと行動しています。あ、決して、「夜行性」ではありません。
東京大学TLOの第一印象と
実際のギャップについて
Impression
ギャップ特にありません。15年前CASTIと呼ばれていた頃から存じ上げていますが、東大TLOは、これまで常に東大の研究者とともにあり、年を追うごとに東大の発明のエージェント役、東大のナレッジの橋渡し役としてますます発展されていると思います。
株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC) 代表取締役社長
郷治 友孝 様
ギャップ特にありません。15年前CASTIと呼ばれていた頃から存じ上げていますが、東大TLOは、これまで常に東大の研究者とともにあり、年を追うごとに東大の発明のエージェント役、東大のナレッジの橋渡し役としてますます発展されていると思います。
Impression
第一印象は洗練された敷居の高い存在でした。話しかけにくかったです。実際は、超・前向き、人懐っこい集団って感じです。
京大オリジナル株式会社 取締役
大西 晋嗣 様
第一印象は洗練された敷居の高い存在でした。話しかけにくかったです。実際は、超・前向き、人懐っこい集団って感じです。
Impression
「東京大学の「知的財産」の適材適所をサポートする研究者のエイジェント」とのことでしたので、最初のイメージは、かなりクールで難しい方々の多いところかと思いましたが、イメージとは違い小さなところにまで熱い想いでかかわっていただいており、意外に熱い方々、とてもフレンドリーながら品格のある立ち振る舞い、ご対応は、日本の伝統芸能「能」をイメージさせる頭脳集団だと感じました、少し言い過ぎでしょうか。
東北協同乳業株式会社 経営企画部 部長
渡辺 善久 様
「東京大学の「知的財産」の適材適所をサポートする研究者のエイジェント」とのことでしたので、最初のイメージは、かなりクールで難しい方々の多いところかと思いましたが、イメージとは違い小さなところにまで熱い想いでかかわっていただいており、意外に熱い方々、とてもフレンドリーながら品格のある立ち振る舞い、ご対応は、日本の伝統芸能「能」をイメージさせる頭脳集団だと感じました、少し言い過ぎでしょうか。
Impression
最初に接した時の東大TLOはごく少人数で、少し寂しいなという印象でした。陣容としては当時と今とは比較になりませんが、志のある人材を集め、育て、新たな地平を開こうとする姿勢は変わらないように思います。
成瀬・清水特許事務所 弁理士
成瀬 重雄 様
最初に接した時の東大TLOはごく少人数で、少し寂しいなという印象でした。陣容としては当時と今とは比較になりませんが、志のある人材を集め、育て、新たな地平を開こうとする姿勢は変わらないように思います。
Impression
テクノロジー・トランスファーをやる人間の夢みる「発明の宝庫」(東京大学)を持ったTLOでやりがいのある仕事だと思いました。ギャップは別にありません。
アドバイザー
足立 一男 様
テクノロジー・トランスファーをやる人間の夢みる「発明の宝庫」(東京大学)を持ったTLOでやりがいのある仕事だと思いました。ギャップは別にありません。
Impression
入社した時期が、会社設立から10年近く経過していた時期だった。ある程度は会社自体は組織化されていると考えていたが、実際はベンチャー企業のように、大きく組織形態も、システムも変わっていった。
この点はGAPがあったが、大企業のように組織が固定化されると衰退する。組織は継続して変わり続けなければならないことを実感できた。
東京大学TLO
本多 聡
入社した時期が、会社設立から10年近く経過していた時期だった。ある程度は会社自体は組織化されていると考えていたが、実際はベンチャー企業のように、大きく組織形態も、システムも変わっていった。
この点はGAPがあったが、大企業のように組織が固定化されると衰退する。組織は継続して変わり続けなければならないことを実感できた。
Impression
知財というと難しい印象でしたが、頼りになるスタッフさんのサポートもあり、日々実践的に知識が得られるのは楽しく思います。また想像以上に様々な国に出願し、世界規模の展開を目指すところは入社時印象的でした。
東京大学TLO
喜田川 寛霞
知財というと難しい印象でしたが、頼りになるスタッフさんのサポートもあり、日々実践的に知識が得られるのは楽しく思います。また想像以上に様々な国に出願し、世界規模の展開を目指すところは入社時印象的でした。
Impression
自由度が高いこと。自分から動いて仕事を作るということが必要になってくる。
東京大学TLO
島田 雅史
自由度が高いこと。自分から動いて仕事を作るということが必要になってくる。
Impression
大学の子会社、ということで、図書館のように静かな職場?と思っていましたが、いつも、コミュニケーションが活発になされている、明るく和やかな職場です。
東京大学TLO
田中 由紀
大学の子会社、ということで、図書館のように静かな職場?と思っていましたが、いつも、コミュニケーションが活発になされている、明るく和やかな職場です。
To the next 20 years…